【2019年版】メタルコアのおすすめ鉄板バンド&名盤10選

こんにちは、ブロガーのウダイです。

前回の2019年メタルコアのおすすめ名曲5選に引き続き、今回はメタルコアのおすすめバンド&名盤10選をご紹介。瞠目せよ!

 

All That Remains / Fall of Ideals

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All That Remains / Fall of Ideals
■バンド情報

アメリカはマサチューセッツ州で結成されたAll That Remains。

メロディックデスメタルから色濃く影響を受けた疾走感溢れるリフと超高速なドラムワーク、変拍子ポリリズムを交えたテクニカルな展開、そしてボーカルのPhilip Labonteによる凶悪なシャウト/ガテラルと叙情的なメロディラインを武器にメタルコアの第一線で活躍。2019年現在ではハードロック寄りのアリーナスタイルに傾倒しつつも、最新曲"Fuck Love"では超名盤の2ndに負けるとも劣らない凶悪なボーカルワークを披露するなど目が離せそうにない。

■アルバム情報

"Fall Of Ideals"全編でスキップ不可の名曲揃いだが、中でも映画SAW3のエンディングに採用された傑作「This Calling」と、イントロからガッツポーズ不可避の「Six」は必聴!

 

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As I Lay Dying / An Ocean Between Us

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As I Lay Dying / An Ocean Between Us
■バンド情報

アメリカはカリフォルニア州で結成されたAs I Lay Dying。

テクニカルかつスピード感あふれるギターリフ、ボーカルのTim Lambesisによる極悪非道なデスボイス、そしてベースのJosh Gilbertによるシンガロング必須のクリーンボイスが最高!Timの逮捕による活動休止期間を経て、2018年に新曲"My Own Grave"を引っ提げて堂々の復活を遂げた。メタルシーンにおけるメタルコア復刻のカギを握るのは彼らしかいない!

■アルバム情報

アルバムタイトルにもなっているリードトラック「An Ocean Between Us」は言わずもがな、キラーリフで開幕する「Nothing Left」や疾走感あふれるイントロとライブでもサビ大合唱の「The Sound of Truth」をはじめ捨て曲なしのマスターピース

 

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August Burns Red / Messengers

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August Burns Red / Messengers
■バンド情報

アメリカはペンシルバニア州で結成されたAugust Burns Red。

スキッピングやスイープなど多彩なフレーズを織り交ぜて絶えず変化するギターリフと、Djentの色を受け継ぐ切れ味の良いブレイクダウンが持ち味のABR。メタルコアでありながらクリーントーンボーカルはほぼ無いところも一本気で男気の強いバンド。2019年現在においてもひたすらに独自路線を突き進みメタルコアシーンを牽引する大御所である。

■アルバム情報

こちらも全編名曲揃いの超名盤だが、一曲目からリスナーの度肝を抜くアグレッシブなタイトル「The Truth Of a Liar」や、超テクニカルなドラムフレーズから始まる緊張感の高い「The Eleventh Hour」、リードギターがハモって絡み合う「Composure」など、一度聴いたら病みつきになること間違いなし!

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Bullet For My Valentine / Scream Aim Fire

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Bullet For My Valentine / Scream Aim Fire
■バンド情報

イギリスはウェールズ出身、Bullet For My Valentine

ボーカルのMatthew "Matt" Tuckによるエモーショナルなクリーンボーカルと、スラッシュメタルから色濃く影響を受けた単音ゴリ押しのキレキレなリフが特徴。近年では得意の単音リフはすっかり鳴りを潜めてしまったが、フルアルバムの1st「The Poison」と今回ご紹介の2ndではNWOBHMからの影響を強く感じさせる。

■アルバム情報

一曲目でありアルバム名にもなっているリードトラック「Scream Aim Fire」、PVのコミカルさとは裏腹にキラーリフが炸裂するミドルテンポの大名曲「Waking The Demon」、ボーカルMattのメロディが叙情的でポップパンク的な明るささえ感じさせる「Hearts Burst Into Fire」など完成度の高い一枚!

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Caliban / Undying Darkness

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Caliban / Undying Darkness
■バンド情報

ドイツはノルトライン=ヴェストファーレン出身、Caliban。

元々はメロデスから強い影響を受けつつも、徐々にアメリカンメタルコアから影響を受けて音楽性を変化させてきたバンド。ピアノやストリングスを取り入れて音域を広げつつも、ハードコアなリフと切れ味の強いボーカルで群雄割拠のメタルコア界隈で頭角を現す。アルバム毎の変化が激しく最新盤"Elements"ではDjentに大きく傾倒しているものの、ライブのセットリストには今回紹介する5thアルバムからも未だに選曲されるなど、メタルコア時代のCalibanファンからの根強い人気を感じさせる。

■アルバム情報

アノトラックの Introから始まり、スラッシーなリフでひたすらに畳みかける名曲「I Rape Myself」や4th最強のエモソング「Nothing Is Forever」を収録。中弛みすることなくラストトラック「 Room Of Nowhere」まで駆け抜けるリピート必至の大名盤!

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Heaven Shall Burn / Iconoclast: Part One - The Final Resistance

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Heaven Shall Burn / Iconoclast: Part One - The Final Resistance
■バンド情報

ドイツはテューリンゲン州出身、Heaven Shall Burn。先ほど紹介したCalibanとはドイツの同郷ということもあり、スプリット盤を出すくらい仲良しのよう。

身を切り刻むようなトレモロリフと重戦車のように分厚く固いドラムの音色、そしてハードコアから強く影響を受けた硬派な曲展開を特徴とするHSB。Caliban同様にアメリカンメタルコアから影響を受けてピアノ基調のイントロやシンセを導入した大胆なダンストラックに挑戦しつつも、ベースとなるトレモロや音色は変わらずに安定感のあるメロディーメイクを続けている。

■アルバム情報

緊張感MAXのピアノトラック「Awoken (Intro)」から始まり、そのまま雪崩れるように大名曲「Endzeit」に突入。その後も息もつかせぬままにブラストビート際立つ「Like a Thousand Suns」~まさかの裏打ちビートで度肝を抜く「Murderers Of All Murderers」へ展開。緩急豊かに聞き手を虜にしたまま最後の一曲まで流れ込む必携版!

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Killswitch Engage / End Of Heartache

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Killswitch Engage / End Of Heartache
■バンド情報

アメリカはマサチューセッツ州出身、Killswitch Engage

 メタルコアというジャンルを確立した立役者であり、決して大衆向けジャンルではないにも拘わらずグラミー賞にノミネートされるなど非常に話題性の高いバンド。またそれに拍車をかけるように傑作2ndアルバムリリース直後に当時のカリスマボーカルJesse David Leachが脱退、代わりに抜擢されたHoward Jones(ex.Blood Has Been Shed)の活躍を経て再度Jesseに戻る・・・などドラマチックなエピソードにも事欠かさない。

叙情的かつ多彩なアルペジオとリフ、機械のように正確なドラムワーク、唯一無二のクリーンメロディと三拍子揃った名実ともにトップクラスの化け物バンド。

■アルバム情報

メタルコア屈指の大名曲「The End Of Heartache」、超エモーショナルかつシンガロング必須の「Rose Of Sharyn」、粘りの強いヘヴィリフからメロディアスな2ビートに切り替わる「Take this Oath」をはじめ完成度の高い一枚!

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Parkway Drive / Horizons

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Parkway Drive / Horizons
■バンド情報

オーストラリアはニューサウスウェールズ州出身、Parkway Drive。

同郷の盟友I KILLED THE PROM QUEENと共に”オージーメタルコア”という呼称まで確立した功労者であり、今なお年々スケールアップを続けるモンスターバンド。今でこそパワーメタルのようなサウンドではあるものの、初期の頃からギターリフなどのメロディワークは突出しており成長も頷ける。凶悪な単音リフと音数の詰まったドラムフィル、そして大地をかち割るブレイクダウンで鼓膜を切り裂くパワー系バンド。

■アルバム情報

冒頭のブラストとツーステップが子気味良い「Feed Them to the Pigs」、感傷的なクリーントーンアルペジオからのシンガロングがライブで定番の「Carry On!」、スタンダードな展開ながらもリフの展開力が光る「Five Months」など純度100%のメタルコアを体現!

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Trivium / Ascendancy

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Trivium / Ascendancy
■バンド情報

アメリカはフロリダ州出身、Trivium

日系アメリカ人ボーカルMatthew Kiichi Heafyを筆頭に、スラッシュメタル譲りのスピード感溢れるリフとメロディアスなツインリード、そして硬派で漢気溢れるボーカルワークが強み。ライブでもその厳つさは遺憾なく発揮されており、特に近年はサウンドメイクの幅と巧みさに磨きがかかりワールドクラスのバンドに成長している。

■アルバム情報

パワフルなドラムフィルとサビのMatthewによる蠱惑的なメロディワークが魅力の「Pull Harder On The Strings Of Your Martyr」、イントロからサビ、バース、アウトロまで完璧ともいえる構成美を誇る傑作「Like Light To The Flies」を収録。

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UNEARTH / The March

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UNEARTH / The March
■バンド情報

アメリカはマサチューセッツ州出身、UNEARTHKillswitch Engageと同郷でワールドツアーなどにも帯同している。

7弦ギターの重低音を遺憾なく駆使しつつも、技巧的なフレーズをいとも簡単に繰り出す技術に裏打ちされた高難易度のフレージングを連発。ドラマーがジャズ畑出身のNick Pierceに変わってからは演奏の難易度と安定感が一層強化され、メタルコア界随一の実力派に。サウンドの方向性も軸がブレずに安定しており、これまでリリースしたフルアルバム7枚はいずれも名盤という超人的なバンド。

■アルバム情報

1曲目のイントロを聞いた瞬間にこのアルバムが名盤であることを確信する超名曲「My Will Be Done」。そして同じくイントロから最高潮に達する「Grave Of Opportunity」「Truth or Consequence」。息もつかせぬままに47分が過ぎ去ってしまうマスターピース

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